【口コミ 徹底検証】エムピウのリアルな使用感。人気財布ミッレフォッリエは本当に使いやすい？

革財布のMIKATA編集部です。

エムピウの人気のお財布、ミッレフォッリエ。

なんで人気なの？
商品レビューを色々見て、購入しようか迷っている…。
本当に使いやすいの？

そんな、リアルな使用感を伝えるべく、実際にエムピウを普段使いとして使用し、徹底検証しました。

※検証するミッレフォリエのお財布は、革財布のMIKATA編集部のスタッフが3年前に購入したミッレフォッリエ2 P25を使用しています。

では、実際に見ていきましょう。

エムピウ(ブランド)について

m＋［エムピウ］は、2001年に村上雄一郎氏によって誕生したの革製品ブランドです。

m＋ の “m” は村上氏のイニシャルから来たもので、”＋” は使い手とのこと。

作り手とユーザーによって、ようやく完成する革製品というコンセプトのもと立ち上がりました。

村上氏は、元建築士という肩書きを持ち、エムピウの商品名にイタリア語が多いのは、20代の頃にイタリアで職人修業をしていた暮らしが影響しているようです。

今回、検証したエムピウの財布について

ミッレフォッリエのスペック情報

ミッレフォッリエの内容量

公式サイト m＋ ミッレフォッリエ一覧

ユーザーの性別・年齢層

どんな人が購入して愛用しているのか、楽天市場の商品レビューを参考に、ユーザーの男女比や年齢層の割合を調べました。

ユーザーの性別・年齢層の割合

男性の比率がやや多く、20代から40代まで幅広い年齢層から人気があることがわかります。
※販売サイトによって多少割合は変動する可能性があります。

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前回の記事で、Amazonレビューの徹底調査も行っています。

【徹底検証】ミッレフォッリエの総合評価 4.3

実際に普段使いのお財布として使用し、デザイン性・機能性・革(素材)の３つの分野をそれぞれ 5段階評価し、総合評価として平均しました。

デザイン性・サイズ感【評価4.8】

・可愛い、コンパクトなデザイン。

・一目惚れで買いましたが、デザイン、手に持った感じ、使い勝手全てが最高の財布と出会いました。

・思っていたより分厚いですが想像の範囲内です。

・思っていたよりも幅と厚みが大きい。

参考：Amazonレビュー

【検証1】とにかく可愛い。一目惚れするフォルム。

ミッレフォッリエのデザイン性は非常に評価が高く、レビューでも「一目惚れ」という言葉をよく目にします。

手に取った第一印象としては、古書を手にしたような感覚で、惹き込まれる感覚がありました。

革も重厚感があり、手に持った感覚も良い。

非常にコンパクトで、片手でしっかり掴めるサイズ感です。

【検証2】収納すると、どうしても厚みが気になる。

スペック情報によると、お札は10枚、コインは10枚、カードは15枚と記載があります。実際に入れてみました。

カードは各ポケット5枚ずつ入る仕様だと思いますが、かなり余裕があります。

厚みは、何も収納せずに25mmですが、収納すると32mm程度まで膨らみます

厚みに関しては、気になる・ならない人がいると思いますが、収納量によって、あまり外側に影響してほしくないというのが本音でしたので、減点させていただきました。

【補足】ギボシを留める感覚が病みつきになる。

ギボシ金具を使用したお財布を目にしたことがないので、非常に気になっていました。

革をギボシにはめ込む際、サクッというようなムギュッというような音？感覚になるんですが、それが堪らなく好きです。

ちょっと伝わりそうにないので笑、ぜひ触ってみてほしいですね。

機能性・収納力・取り出しやすさ【評価3.0】

・SUICAなどのICカードをお札を押さえる部分に入れておけば、財布から出さなくても財布上部でタッチすれば反応する。

・カードをまとめてガサッと入れられて、小銭の一覧性や取り出しも良好。

・小銭入れ部分も全体が見渡せて取りやすい。

・カードから小銭、お札と入るオールインワンで多少コンパクト、使い易い物をお探しならオススメです。

・お札の出し入れが甘いと、閉める際に少し折れ曲がってしまいますが、意識すれば問題ないです。

・カードが１０枚入るとあるけど、ひな壇構造になっているわけではないので、複数枚入れいていると下の方に入っているカードは見えません。結果、一枚一枚確認しながら取り出すことに。

・小銭が多くなると財布が膨らみボタンが留めにくくなる。

参考：Amazonレビュー

【検証1】ICカードは、財布に入れたままでも反応する。

SuicaやPiTaPaなどの交通機で利用するものや、支払う際に提示するICカードは、今や必需品となっています。フラップポケットにPiTaPaを忍ばせ、試してみました。

結果、無事改札を通れました。
※注意 収納してるカードによって、「枚数超過」のエラーが出てしまう時があります。

【検証2】取り出しやすい内部構造

よく使うカードは下の写真左のフラップポケットに入れておけば、非常に便利。

お札に関しては、サッと取れます。

3ヶ所のカードポケットは、カテゴリ別に分けることで、非常に使いやすくなります。

【検証3】お札の角が曲がってしまう。

しっかりお札を収納しないとお札の角がまがってしまうという問題を検証してみました。

ちなみに、1万円札が入らない、入りづらいというレビューがありましたが、問題なく収納可能でした。しかし、余裕十分というわけではないので、しっかり奥まで収納した方がよさそうです。

ミッレフォッリエのお札収納ポケットは、マチがありません。
お札ポケットに差し込み、フラップポケットで抑えるという収納方法になります。

そのため、お札を1枚取り出した時に、他のお札も出てきてしまい、気づかずに財布を閉めると次回開けた時に、以下の写真のような状態になります。

これが、お札が曲がるといわれる理由だと感じました。

対処法としては、お札を取り出す際、他のお札を人差し指などで抑えながら取り出してみると解消できました。

【検証4】コインがたくさん入ると閉まらない。

コインを入れすぎると閉まらないことについては、当たり前といえば当たり前なのですが、実際試してみました。

30枚程度(推奨は15枚)、コインを収納しました。

一般的なお財布もそうですが、コインが多くなると、底にコインが溜まってしまいます。

この状態で閉めようとしても、穴がギボシ金具まで届きません。

仮に、ファスナーだと無理やり閉めることができたとしても、ギボシ金具の場合は、穴がちぎれたり、大きくなると閉めることができなくなるので、収納しすぎには気をつけましょう。

【補足】自分なりの使いやすさを見つけよう。

機能面でのミッレフォッリエの個性は、カードポケットだと感じます。

3ヶ所のポケットにカテゴリごとに整理でき、良い意味で大雑把に収納できます。

でも実際、いざ免許証を取り出そうとすると非常に苦労したんですね。

そこで考えてみました。

このようにしてくことで、仕分けすることができました。

これは一つの案ですが、自分なりの使い方を試行錯誤すれば、デメリットがメリットに変わります。

ぜひ参考にしてみてください。

革のエイジング【評価5.0】

・革は厚く上質で肌触りもよい。

・革の種類やカラーが豊富で、何個もコレクションしたくなりますね。

・使い込むと革に深みと艶が出てきます。

・革の質感と香りは革好きにはたまりません。経年変化は買って一週間で実感できます。いつまでも触っていたい相棒となりそうです。

・革の質感に個体差がある。(シボやシワ、トラ、血筋など)

・今までいくつも革財布をつかってきましたが、傷に弱い印象があります。また、明るい色だからか、想像以上に汚れも目立ちます。

・カラーによってそもそも使われてる革が違うので確認必須。

参考：Amazonレビュー

【検証】エイジングの魅力

今回検証したミッレフォッリエは、ミネルバリスシオ(Minerva Liscio)というイタリアンレザーを使用しています。

正直、革については文句のつけようがありません。
コレクション用として、置いておきたい気持ちも理解できます。

以下の画像は、同じカラー、同じ革を使用した財布のエイジング写真です。

財布下が新品で、上が2年間使用したものになります。

綺麗な飴色になり、衝撃を受けるぐらいの変化ですね。

ここがエムピウ財布の一番の魅力だと改めて感じました。

さらに、革だけじゃなく、真鍮もエイジングするので、非常に味わい深くなります。

革の模様(シボやトラ、キズなど)が気になるというレビューがありました。

ここに関しては、自然だからこその模様なので、革好きとしては魅力であり、革財布を普段見慣れていない人からすると、気になる部分かもしれません。

オンリーワンの模様として、革の表情を楽しんでいただきたいと感じます。

【まとめ】どんな人におすすめでき、おすすめできないか。

いかがでしたでしょうか。

1,000件以上の商品レビューに目を通し、集計し、革財布のMIKATA編集部で徹底検証しました。

検証結果のまとめ

検証して感じたこと

• デザインやサイズ感に一目惚れしたなら、買って損はない！
• 大容量なお財布を求めてる方には、少々物足りない。
• カードポケットを有効的活用すれば、より使いやすくなる。
• 革や真鍮の素材の魅力を感じた方、育てたい方には特におすすめ。

また、よくある疑問で、ミッレフォッリエはキャッシュレス財布なのか現金支払い財布なのかというところ。

この疑問に関しては、使い方次第でどちらにも使える、というのが答えになります。

財布の使いやすさは、ユーザーの環境や用途、場面によって180度変わったりするので、今回の検証記事を参考に、考えていただければと思います。

この記事がきっかけで、よりエムピウに興味を持っていただけたり、ミッレフォッリエの購入を検討されていて、気になっていたことが少しでも解消されたら嬉しいです。

気になる人は、ぜひ販売店や他の検証記事などを参考にしてみてください。

また、エムピウのミッレフォッリエは、再入荷待ちばかりの大人気商品となっています。

主な販売サイトはこちらです。

フリースピリッツ楽天市場支店

カバンの店　東西南北屋

MJSOFTat楽天

ギャレリア Bag＆Luggage

バッグのロワール

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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