ビジネスバッグを選ぶ際、書類やノートPC以外にも、お弁当箱や水筒を収納したい人もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、形状によっては「ビジネスバッグにお弁当箱が入らない」場合もありますよね。
サブバッグに入れてお弁当箱を手持ちする方法もありますが、できればスマートに手ぶらで通勤したいもの。そこで今回は、ランチボックスや水筒が入るビジネスバッグの条件と、おすすめの本革ビジネスバッグをご紹介します。これからビジネスバッグの新調を検討している人も、ぜひチェックしてみてください。
前置きが不要な場合は、「5 お弁当箱が入る本革ビジネスバッグ おすすめ20選」までお進みください。
- 1 お弁当箱の収納に適したビジネスバッグの条件2つ
- 2 水筒や500mlペットボトル収納に適したビジネスバッグの条件2つ
- 3 お弁当を入れやすい本革ビジネスバッグの形状って？
- 4 ビジネスバッグに本革素材をおすすめしたい2つの理由
- 5 お弁当箱が入る本革ビジネスバッグ おすすめ20選
- 6 ビジネストートバッグ 10選
- 6.1 caster nume-post tailor tote S- [SLOW]
- 6.2 ジェラード トートバッグM GE-03 [SOMÈS SADDLE]
- 6.3 ER-ST(スリムトートバッグ) [HERGOPOCH]
- 6.4 トートバッグ [IL BISONTE]
- 6.5 トートバッグ 栃木レザー MANO [JAPAN FACTORY]
- 6.6 レザートート ブラック [HushTug]
- 6.7 07-02006 [aniary]
- 6.8 双鞣和地 トートバッグ [万双]
- 6.9 スクエアトートバッグ [PORCO ROSSO]
- 6.10 ビジネストートバッグ(トラピゾイド) [BUSINESS LEATHER FACTORY]
- 7 ビジネスリュック 5選
- 8 ブリーフケース 5選
お弁当箱の収納に適したビジネスバッグの条件2つ
まずは、ビジネスバッグにお弁当や水筒を入れて持ち歩くための、必要な条件をチェックしていきましょう。
1. お弁当を収納するなら「マチ幅が広い」バッグ
ビジネスバッグにお弁当を入れるために、最も重要な要素は「マチの広さ」です。
ビジネス必携品である書類や財布等を入れた上で、手持ちのお弁当箱の奥行き・横幅が底面に確保できる、十分なマチ幅のバッグを選びましょう。
2段式弁当箱の一般的な奥行き約6cm～11cmをクリアする、マチ幅12cm以上のバッグが理想的です。これだけのマチがあれば、500mLペットボトルや水筒もおさまります。
とはいっても、持ち運ぶ荷物量やお弁当箱のサイズは、人によっても違うもの。PCや書類など、普段から持ち歩く荷物の量や厚みを確認してみましょう。その上で、余ったスペースにお弁当箱が入るかを検討してください。あらかじめ手持ちのお弁当箱のサイズを測っておくと、検討しやすくなります。
マチの広さは、必要に応じて拡張できるバッグもあります。ファスナーを開け閉めすることでプラスアルファの容量ができるため、1～2泊の短期出張にも活躍し、ビジネスバッグにおいて人気の機能です。拡張したマチ幅であればお弁当箱の収納にも対応できるケースが多いので、視野に入れてみるのもおすすめです。
2. お弁当が傾かないから「自立する」バッグ
お弁当箱が底面におさまっても、バッグが倒れやすいと、中身の漏れや崩れに繋がりかねません。このため、バッグを置いた時に自立するデザインを選ぶのがおすすめです。
自立するバッグの多くには、底鋲がついています。バッグ自体が汚れたり傷ついたりするのを防ぐ働きをするので、通勤シーンでもスマートに見え、使い勝手も良いでしょう。
自立すると一口に言っても、素材やつくりによって、安定感には差があるもの。ナイロンなど軽量バッグの場合、中の荷物のバランスによって倒れやすくなる傾向にもあります。反対に、しっかりと重厚なつくりのバッグを選ぶと、より倒れづらいでしょう。
水筒や500mlペットボトル収納に適したビジネスバッグの条件2つ
水筒や500mlペットボトルを収納する、必要な条件をチェックしていきましょう。
1. 水筒や500mlペットボトルがおさまる「サイズ感」
通常サイズのビジネスバッグであれば、水筒や500mlペットボトルはおさまると思います。
ただし、バッグの高さ(深さ)が低いバッグや、ファスナー付きのトートバッグなどは、水筒や500mlペットボトルを立てて収納できない場合もありますので、気になる方は寸法等を確認しておきましょう。
ちなみに、ペットボトル500mlの寸法は、190×63.5×63.5mmです。
2. 欲しい時すぐに取り出せる「アクセスの良さ」
仕事中の色々なシチュエーションが考えられますが、飲み物はいつでも取り出せる方がストレスフリーです。
オフィスでの業務中心であればさほど気にしなくてもいいと思いますが、通勤時間が長かったり、外での仕事が多い場合には、とくに意識しましょう。
お弁当を入れやすい本革ビジネスバッグの形状って？
ここからは、お弁当を持ち運ぶ本革ビジネスバッグとしておすすめの形状をご紹介します。
トートバッグ
広い開口部で容量の多いトートバッグは、ビジネスシーンでも人気の形状。
大きく開けて奥まで手が届くため、底に入れたお弁当箱や水筒を取り出しやすいのが魅力。マチ幅も約10～20cmと大きなデザインが多いので、選びやすいでしょう。
お弁当を入れるなら、くたっと柔らかいトートよりも、形状を保ちかっちりと自立するデザインが実用的です。容量に対して荷物量が少ない場合は、お弁当が動かないよう、ハンドタオルやペットボトルなど周りに荷物を詰めると、安定感がアップしますよ。
ブリーフケース
定番ビジネスバッグのブリーフケースも、広いマチのモデルを選べば、お弁当収納が可能です。
トートバッグと比較して、一般的に仕切りや内ポケットなど、収納面が充実している傾向にあるブリーフケース。PC用ポケットを配したモデルも多いため、メイン収納部にお弁当箱や水筒、スリットポケットに電子機器と、荷物を整理して持ち運べるのがメリットでしょう。
リュック
通勤シーンでもメジャーになったリュックは、両手があく手軽さから、外回りの多い仕事や自転車通勤の人にもぴったりです。
ビジネス向けリュックはかっちりと自立するデザインが豊富。縦長なので、ペットボトルや水筒が収まりやすいのも魅力です。一方で、注意したいのは、本革ビジネスリュックは薄マチのモデルが多いという点。事前にマチ幅をはじめ、サイズをしっかりと確認しましょう。普段から持ち運ぶ荷物が少ない人に、特におすすめです。
ビジネスバッグに本革素材をおすすめしたい2つの理由
ここまで、お弁当を入れるための条件や形状をご紹介してきました。これらをふまえて実際にビジネスバッグを選んでいく際に、本記事でおすすめしたいのは「本革素材」です。
1. シーンを問わない高級感
レザービジネスバッグの魅力と言えば、その高級感です。
スーツからビジネスカジュアルまで、スタイルを問わずに品格をプラスしてくれる本革の上質な風合い。もちろん訪問先でも失礼に当たらず、シーンを選ばないため、まさにビジネスシーンにうってつけです。その本革だからこそ出せる趣のある佇まいは、本物を見極める力がある“できるビジネスマン”という印象を与えられるでしょう。
2. 長く使える耐久性
お弁当を筆頭に、重い荷物を入れて日々持ち歩くビジネスバッグにおいて、耐久性は欠かせません。
本革は繊細なイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実は強度があり、しなやかで丈夫な素材。さらに、使うほどになじみ、手入れをすることで経年変化を楽しみながら長く使うことができるのもメリットです。加えて、しっかりとした作りのレザーバッグは自立するものが多く、お弁当箱や水筒を入れやすいのもポイントです。
お弁当箱が入る本革ビジネスバッグ おすすめ20選
ここからは、お弁当箱が入る、おすすめの本革ビジネスバッグを紹介していきます。
※選定基準としては、主に「マチが広い」「自立する」バッグになります。
トートバッグ10選、リュックサック5選、ブリーフケース5選の順番で紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
ビジネストートバッグ 10選
caster nume-post tailor tote S- [SLOW]
![caster nume-post tailor tote S- [SLOW]](https://store.slow-web.com/html/upload/save_image/0419113323_643f52f390ce1.jpg)
本体素材に厳選された北米産デイリーステア(生後3～6ヶ月以内に去勢された雄)を使用。クロム鞣しとタンニン鞣しの２工程を経ることで、ナチュラルな素材感と耐久性に富んだ革へと仕上げました。本体の縫製に「ポスト仕上げ」を施すことで立体感を出しており、お弁当箱やペットボトルなど厚みのあるものを入れても安心です。内ポケット×２。カラーはNATURALとCHOCO・BLACKの３種類。
ジェラード トートバッグM GE-03 [SOMÈS SADDLE]
武骨でムラ感のあるシュリンクレザーを、シンプルに革一枚で仕立てたトートバッグ。ハンドルやショルダーベルトに厚さ4ミリのオイルレザーを使用しているのが特徴です。幅33mm・ 高さ28mm ・奥行：120mmと余裕があり、500mlのペットボトルも入るサイズ感です。ハンドル立ち上がり：200~250mm。重さ約700g。カラーはブラウンとブラックの２種類。
ER-ST(スリムトートバッグ) [HERGOPOCH]
日本産エンボスレザーのスリムトート。A4サイズが収まる縦型で、表面に金属パーツを使わないことにこだわったミニマルなデザインです。サイズはW27×H36×D9.5cm。680gと軽量。開口部はマグネット式で荷物が取り出しやすくなっています。ファスナーポケット×1・スリットポケット×2仕様。オリジナル保存袋が付属します。カラーはブラック、グレー、ネイビーの３種類。
トートバッグ [IL BISONTE]
スリムなショルダーがスマートな印象を引き立てる、スクエアフォルムのレザートートバッグ。素材はイタリア産牛革で、バイソンロゴの型押しがポイント。ショルダーは肩掛けしやすい長さで使いやすく、マチ付きフォルムにより、お弁当箱や水筒を入れても水平を保てます。タテ：27ヨコ：26 マチ：9 持ち手上がり：27。カラーはシンプルなブラック。
トートバッグ 栃木レザー MANO [JAPAN FACTORY]
20以上の工程を経るタンニン鞣しで製造された「栃木レザー」を使用した高級感のあるトートバック。しなやかで堅牢、型崩れしにくく、吸水性があります。収納力も抜群で、お弁当箱や水筒も収納可。またファスナーが大きく開閉するため、中身を取り出しやすくなっています。ファスナー付きポケット×1・フリーポケット×2・ペンポケット×2仕様。カラーはブラック、キャメル、チョコ、グリーン、ワインレッドの５種類。
レザートート ブラック [HushTug]
皮革の名産である姫路のレザーを使用したトートバッグ。バッグ内部に芯材を入れることで床に置いても自立できるように設計されています。華美なロゴ、金具、装飾はつけず、徹底的にシンプルさを追求したデザイン。横幅：38㎝・高さ31㎝（500mlのペットボトルが入る高さ）・マチ12㎝・持ち手29㎝・重さ約1kg。カラーはブラック、ネイビー、ブラウン、ホワイトグレー、ダークグレーの５種類。
07-02006 [aniary]
傷がつきにくい日本製シュリンクレザーを使用したトートバッグ。荷物が少ない時、メイン室はマチが綺麗にサイドに飛び出しカニ型に。お弁当箱や水筒など荷物が多い時は、マチ部の飛び出た部分が立ち上がり、四角いボックス型へと姿を変えます。 原皮にはキメの細かいステアを極限まで薄く漉いているため、見た目以上に軽く持つことができます。サイズはW 35 × H 34 × D 12.5。カラーは７種類から。
双鞣和地 トートバッグ [万双]
革の塊感や堅牢性が目を惹くクラシカルな逸品。肩がけしやすい太さと長さのショルダーストラップが便利です。底部には分厚い革を使用し特殊なミシンで縫製しています。底鋲があり自立可能。サイズは上W45.0/底W40.0/H32.0/D13.0（cm）。重さは1.5kg。外側にファスナー付きポケット×1。内部にファスナー付きポケット×1、オープンポケット×2。持ち手の高さ19㎝。カラーは6種類から。
スクエアトートバッグ [PORCO ROSSO]
持ち手のバックルを用いたデザインが目を惹く、オリジナルレザーのトートバッグ。持ち手の長さは3段階に調整可能。床に直に置いてもボトムが汚れないよう5つの底鋲を取り付けており、自立が可能です。たっぷり容量があるので、水筒・ペットボトルを持ち運ぶ機会の多い旅行にも使えます。横幅：40cm・縦：31cm・マチ幅：16cm。重さは1400g。カラーはキャメル、チョコ、レッド、ブラックの４種類。
ビジネストートバッグ(トラピゾイド) [BUSINESS LEATHER FACTORY]
装飾は最小限に抑え、本革がつくり出す自然な曲線で柔らかい印象を演出したビジネストートバッグ。牛本革を使用し、A4サイズ対応ながら、約1kgという軽さを実現。肩への負担を考えた設計で、水筒など、ある程度重量のある荷物を入れても入れても肩にフィットする柔らかいハンドルを選びました。有料オプションでネームタグに名入れ刻印も可能です。
ビジネスリュック 5選
本革 ビジネスリュック [TRANSIC]
日本国内に数名のみ保有する鞄技術認定1級の職人が手がける、姫路レザーのビジネスリュック。床に直に置いてもボトムが汚れないよう5つの底鋲を取り付けました。荷物を分けて収納できる2層式収納やPC収納用のウレタン内蔵など、機能面でも優れています。大きく開く間口が便利で、荷物を取り出しやすいつくりになっています。カラーはブラック、ネイビー、ブラウン、キャメルの４種類。
Desserto ヴィーガンレザーバックパック [CRAFSTO]
植物由来のサボテンレザーで仕立てたバックパック。サボテンレザーは耐水性があり、サステナブルな素材として注目されています。優れた収納力を持ち、一泊旅行にも使えます。サイズは横幅32×縦幅42.5。底マチは11㎝とたっぷりあり、お弁当箱や水筒を入れても安心。重さは約1,100g。外装=ファスナーポケット×1・内装=ファスナーポケット×1・フリーポケット×1仕様。
アンティーク スクエア バックパック [MOTHERHOUSE]
アンティークレザーで仕立てた、シンプルフォルムのスクエアバックパック。外装は牛革、内装は綿、ポリエステル、牛革を使用しており、レザーの個性を活かすミニマルなデザインです。サイズはタテ：39cm・ヨコ：28cm・マチ：9cm。500mlのペットボトルが入る高さでかっちりとした縫製ながら、約1035gと軽量です。カラーはクラシカルな風合いの７種類。
LUKEレザー 口折れバックパック [sot]
口折れがポイントの、柔らかさと軽さを実現したオールレザーのバックパック。縦の長さがあり、水筒や500mlのペットボトルが入る高さです。バックパックで背負う際には、片方の持ち手をスナップ付きベルトで留めることにより防犯面でも安心です。内側ポケット×3・外側ポケット×4仕様。縦：41.5㎝・横27.5cm・マチ11.5cm .重さ：1100g。カラーはキャメル、ダークブラウン、ブラックの3種類。
YSG063 バックパック [yuhaku]
高品質な牛革にこだわり、職人が丁寧に手染めした日本製バックパック。PCスペース、ACアダプターホルダー、ペンホルダー、コードホルダー、ポケット×3仕様。サイズはW290×H390×D110 (mm)。縦長で水筒や500mlのペットボトルが入る高さです。総革でありながら920gという驚きの軽さを実現しました。カラーはNavy、BlueGreen、Grayの３種類。
ブリーフケース 5選
シュリンクレザー ブリーフケース [MURA]
最大で12L収納可能な大容量のブリーフケース。大きめのお弁当箱や水筒・ペットボトルなども複数収納可能で、1～２泊の旅行にも重宝します。ファスナーポケット×1、フリーポケット×２、ペンポケット×２。付属ベルトでショルダースタイルになる便利な2way仕様。素材は高級感がありながら傷の付きにくいシュリンクレザー。ファスナーは開閉しやすいダブルジッパーを採用。自立可能な底鋲付。カラーは３色から。
1781/1/LD+DS [Felisi]
イタリア産シュリンクレザーとナイロンを使用したオールレザーブリーフケース。実寸：W43xH30xD12cm。内装 : PCポケット(大) ×2 / フリーポケット×1/外装 : フリーポケット×2仕様。耐久性がありながら、1,000gと軽量です。底鋲あり。カラーはBLACK×D.GREYBLUE×BLUE、TURTLE DOVE×ROPEの３種類。
SENZAREGOLA－B 01 [Orobianco]
A4サイズ対応の1気室仕様で、ショルダーバッグとブリーフケースの2WAYタイプの鞄。前後に配されたファスナーポケットや内装のオーガナイザーポケットなど機能面が充実。底鋲があり堅牢。キャリーバッグとセットアップすれば、水筒・ペットボトルなどの重い荷物も楽に持ち運びでき、旅行の際にも役立ちます。サイズは縦：30㎝・横：40㎝・マチ8.5㎝・持ち手32㎝・ショルダー：81.5-117.5（長さ調節可）。
ブレント ブリーフ [土屋鞄製造所]
洗練された雰囲気に高い実用性を備えるレザーブリーフ。シボ革とヌメ革をコンビで使用。PC収納、肩掛け／手持ちの2way。スーツケースに装着可能で、水筒・ペットボトルなど重い荷物も持ち運べます。サイズは縦29.5×横40.5。底マチは9.5cm。ショルダー長さ 58.0〜114.0cm（着脱可）ハンドル高さ 9.5cm。カラーはネイビー、ブラック、ダークブラウンの３色。
ナポレオンカーフ・ビジネスボナパルト [COCOMEISTER]
汚れにくく傷つきづらいイタリアンレザーのビジネス鞄。イタリア産のオイルドヌバックレザーは経年変化を目的に作られた素材で、吸い付くような独特の起毛感を感じられます。天井にファスナーがなく、中身をスムーズに取り出しやすいデザインです。外寸は縦27.7cm×横39cm×厚み7.7cm。最大マチは10.8cmで、お弁当箱を入れても安心です。重量は952g。カラーはイタリアンレザーらしい美しい発色の５種類。
