革財布のMIKATA編集部です。
革財布を使っていると少しずつ乾燥してきたり色が落ちてきたりと、レザークリームを使ってお手入れをしなければどんどん状態が変化していきます。
とは言っても、レザークリームは種類が多いしどれを使えばいいのかわからない!といったお声も多くあります。
そこで今回は革財布のお手入れで使いやすいおすすめのレザークリームをまとめてみました。
革財布のお手入れをするならあるとより良いレザークリームなので、ぜひ参考にして選んでお手入れしてみてください。
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革財布の手入れになぜクリームが必要か

革財布のお手入れにはブラッシングの他にレザークリームもあるといいのですが、そもそもなぜレザークリームは必要なのでしょうか?
この理由を知っておくと、大切な革財布をもっと愛着を持って長く使うことができると思います。
革財布にレザークリームを塗る理由は大きく2つあります。
1.抜けた油分や水分を補う(加湿・保湿する)
2.傷や汚れを防ぐ
この2つが大きな理由ですが、主に1つ目の「抜けた油分や水分を補う」というのがとても大切になります。
皮から革になる時に鞣されて適切な油分が浸透していますが、保管しているだけでも油分は少しずつ抜けていき、大切な革財布は乾燥していきます。
そうするとひび割れや色抜けの原因となってしまい綺麗な状態で使えなくなります。
大切な革財布を綺麗に長く使っていくためにも、レザークリームを使ったお手入れというのは必要になってくるのです。
革財布をレザークリームを使ってお手入れする方法

大切な革財布をレザークリームでお手入れする方法も少しご紹介させていただきます。
基本的な手順は3ステップで、道具があれば自宅で手軽にお手入れができる方法となります。
1.馬毛ブラシを使って革財布の外側と内側をブラッシングする
2.レザークリームをクロスや柔らかい布にパール大程度の量を取り、クロスの上で少し伸ばしてから革財布に塗る
3.馬毛ブラシや豚毛ブラシを使ってブラッシング。隙間のレザークリームを掃き出したりムラを整える
以上が基本的な革財布のお手入れの手順です。
もっとこだわって乾拭きや防水スプレーを使う工程を増やしてもOKですが、時間がない場合や頻繁に出来ない場合は一旦3ステップでお手入れしてみてください。
革財布を長く綺麗に使うためにはぜひレザークリームを使ってお手入れするのはおすすめです。
おすすめのレザークリーム
革財布のお手入れにおすすめしたいレザークリームをいくつか紹介させていただきます。
万能なレザークリームというのは無いため、ご自身がお使いの革財布に合ったクリームを選んでみてください。
特にスウェードやヌバック、ベロアなど起毛の革財布をお使いであればレザークリームの種類がかなり限られるため注意が必要です。
ここでは牛革を主に想定してなるべく色々な革に使えるレザークリームを選定しております。
1.Collonil (コロニル)1909シュプリームクリームデラックス
1つ目におすすめしたいレザークリームはコロニルの1909シュプリームクリームデラックス。
革財布のお手入れ初心者でも手軽に使えて幅広い革に使えることから、このレザークリームがあればひとまずお手入れは大丈夫だと思います。
特徴:皮革への浸透力が高いシーダーウッドオイルと、ラノリン等の天然オイルをブレンド。バランス良く保革・栄養効果、柔軟性を与え、補色性にも優れています。 皮革内部へ行き渡ることで微細な皮革繊維に潤いを与え、深みのあるしっとりとしたツヤを生み、またフッ化炭素樹脂が撥水効果をもたらします。
2.Brillo(ブリオ)コンディショニングクリーム
2つ目におすすめしたいレザークリームはブリオのコンディションクリーム。
塗りやすいソフトジェルタイプなので伸びも良くお手入れに使いやすいのも魅力なレザークリームです。
特徴:天然のビーズワックスとヒマワリワックスが皮革表面に硬く透明な薄い膜を作ることで、持続性のある光沢と柔らかな感触を与え、天然のビーズワックスとヒマワリワックスが皮革表面に硬く透明な薄い膜を作ることで、持続性のある光沢と柔らかな感触を与えます。
3.M.MOWBRAY(モウブレイ)デリケートクリーム
3つ目におすすめしたいレザークリームはモウブレイのデリケートクリーム。
様々な革に使えるように油分を抑えて水分に比重を置いたレザークリームでとても塗りやすくシミになりにくいです。
特徴:なるべく多くの皮革製品に対応できるようクリームの成分を調整し、保湿をメインにしたレザークリーム。デリケートクリームは保湿力である「水分・油分」の割合が多く、その中でも「水分」に比重を置いています。ゼリー状で柔らかいレザークリームで塗りやすくなっています。
4.革の達人
4つ目におすすめしたいレザークリームは革の達人。
日本製で某有名なレザーワックスに似たような塗り心地やツヤが出ます。使い勝手も良くこれ一つで保湿・撥水・艶出しができる万能なワックスタイプのレザークリーム。
起毛革には使えないのでその点だけご注意下さい。
特徴:塗るだけで革が美しくよみがえる、革製品全般に使えるレザーワックス。 塗るだけで、「保護・つや出し」「汚れ落とし」「はっ水効果」「柔軟長持ち」など革にいいことたくさん。
5.ミンクオイル
5つ目におすすめしたいレザークリームはミンクオイル。
ワックスタイプのレザークリームですが柔らかく、塗ると革もかなり柔らかくなります。
オイルレザーに特におすすめしたいレザーワックスですが、元々硬い革を少し柔らかくしたいという時に塗って、少し柔らかくしたりする時にもおすすめです。
特徴:皮革製品に栄養を与え、滑らかさを保ちます。皮革と馴染みが良い動物性のオイルを豊富に使用。浸透して潤いを与え、表面には保護効果を与えます。
6.ラナパー
6つ目におすすめしたいレザークリームはラナパー。
言わずと知れたロングセラーのワックスタイプのレザークリームです。
これ一つあれば保湿や撥水、艶出しができてお手軽に革財布をお手入れできるのが魅力◎
天然素材を使用しているため革にも人にも優しく安心して革財布のお手入れをすることができます。
特徴:付属のスポンジに少量つけて薄くのばすだけで「汚れ落とし」「保護、ツヤだし」「撥水効果」「カビを生えにくくする効果」が得られ、皮革製品の保護やツヤ出しにも最適です。
無色で無臭・さらっと仕上げ・撥水性・カビが生えにくくなる、保革、撥水、補色、抗菌、艶だしにおすすめ。
7.genten (ゲンテン)レザーコンディショニングクリーム
7つ目におすすめしたいレザークリームはゲンテンのレザーコンディショニングクリーム。
スムースレザー専用で起毛革には使えませんが、幅広い種類の革に使えます。
油分が多いため保湿もしっかりできて革財布を少し柔らかくし、ひび割れや乾燥を防ぎやすいレザークリームです。
程よいツヤが出る仕上がりなので、あまりツヤツヤに仕上げたくないという場合にもおすすめです。
特徴:レザー製品全般に使える「保湿&栄養クリーム」で、レザーを乾燥や汚れから守り、100%の保湿を行うことでレザー本来の発色を鮮やかにします。
8.キャプトスタイル マスタングペースト
8つ目におすすめしたいレザークリームはキャップトスタイルのマスタングペースト。
ホースオイルとビーズワックスをメインで使われたワックスタイプのレザークリームです。
油分が多くてもべたつきは少なく、塗りやすくてツヤも出て革が程よく柔らかくなります。
革財布というよりも革ジャンや革ブーツで使われることが多いレザークリームですが、オイルレザーなどの柔らかい革を使った革財布にも使えるのでおすすめです。
特徴:100%天然素材で作られていて、手についても安心です。
牛革(カウ)、羊革(ラム)、山羊革(ゴード)、馬革(ホース)、豚革(ピッグ)と、ほとんどの革製品に使えるため、革ジャン以外にブーツや革グローブなどにもオススメ
革財布のお手入れクリームおすすめまとめ
革財布を長く綺麗に使うにはレザークリームを使ってお手入れする必要とおすすめのレザークリームを紹介させていただきました。
大切な革財布を長く綺麗に使っていくと、革によってはエイジングを楽しんだりできるので、ぜひレザークリームを使ってお手入れしてみてください。
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