「革製品 汚れ落とし」と検索すると、様々な汚れ落とし方法が出てきますよね。
色々あるけれど、もっと簡単で分かりやすくて実践しやすい汚れ落としの方法ってないの!?
私自身も昔そう思うっていました。
そこで今回はそんなわがままな要望を全て叶える!?簡単な革製品の汚れ落とし方法について解説していきます。
消しゴムだけを使って革製品の汚れ落としをするので、汚れの程度にもよりますが簡単なのは想像できると思います。
ぜひ参考にして革製品の汚れ落としを消しゴムでしてみてください。
消しゴムで革製品の汚れ落としができる理由

そもそも財布やバッグなどの革製品の汚れを消しゴムなんかで落とせるの?という疑問を持つかもしれません。
編集部の私自身も同じ疑問を持ったことがあり、気になるので実際に検証した過去があります。
結論、できるっちゃできる。です。
えんぴつと消しゴムの関係を想像していただきたいのですが、紙に付着した黒鉛を消しゴムの1層目で削り、さらに擦ることでその削った黒鉛を吸着して消しカスにして鉛筆で書いた文字などを消しますよね。
あれと同じ仕組みで革製品の汚れを消しゴムで消すことができるんです。
革製品にしっかりと染み込んだ汚れに消しゴムは効果が期待できませんが、ボールペン跡や黒ずみには消しゴムは結構効果的なんです。
革製品表面に付着した汚れ程度であれば、消しゴムでサクッと落として綺麗にすることができます。
面倒な道具も工程も必要なく、消しゴム一つで汚れ落としができる可能性があるためかなり簡単ですね。
消しゴムで汚れ落としをするメリットデメリット

そんな簡単に革製品の汚れ落としができる消しゴムですが、実はメリットの他にデメリットも存在します。
革製品の状態やメリットとデメリットのバランスを考えて汚れ落としの時に消しゴムを使うようにするのがベターです。
消しゴムで汚れ落としをするメリット
・手軽に革製品の汚れを落とせる
・安価に革製品の汚れ落としができる
・使わず長期間放置していても再度使える
・複雑な手間がかからず革製品のお手入れ知識が必要ない
・短時間で革製品の汚れ落としができる
消しゴムで汚れ落としをするデメリット
・染み込んだり時間が経った汚れは落としにくい
・革の表面の汚れしか落とせず全体の手入れはできない
・革が擦れてダメージになる可能性がある
・使える革が限られたりする
・応急的な汚れ落としになるためその場しのぎになりやすい
以上の様なメリットとデメリットが考えられます。
革製品の汚れ落としを消しゴムで行うのは簡単なのですが、簡単な分手が回らない部分や多少リスクとなる部分もあるため、使い過ぎるのは少し考えた方が良いかもしれません。
革製品の汚れ落としに比較的使える消しゴム

とはいえ革製品の汚れ落としは消しゴムで出来るというのは事実。
では消しゴムなら何でも使えるのかというと、そうでもありません。
使えなくはないのですが、革製品の状態変化や落としやすさを考えるとなるべく汚れ落としに向いた消しゴムを使うのがおすすめ◎
簡単に消しゴムで革製品の汚れ落としをしたいという場合に向けて、いくつか革製品の汚れ落としに使えるおすすめの消しゴムをピックアップしていきます。
消しゴムで革製品の汚れ落としをしようと思っている時には参考にしてみて下さい。
PATIKIL 革用のクリーニング消しゴム

革製品の汚れ落としに使える消しゴムのおすすめ1つ目は『PATIKIL 革用のクリーニング消しゴム』
ゴム製で弾力と耐久性があり、多少力を入れて消しても壊れにくい革製品の汚れ落としに使える消しゴムです。
少し硬いので、柔らかい革を使った革製品の場合表面に傷をつけてしまう可能性があるので少し注意が必要。
使う時は少し力を抜いて擦って、汚れの落ち具合に合わせて徐々に力を入れて擦るのがおすすめです。
また、個人的な乾燥ですが削るというイメージが強いため、良くも悪くも汚れが強い場合にも使える消しゴムです。
SNEAKER ERASER

革製品の汚れ落としに使える消しゴムのおすすめ2つ目は『SNEAKER ERASER』
スニーカー用品専門ブランド『Kutsugoods』から販売されている消しゴムです。
主にスニーカーの汚れ落としに使われる消しゴムですが、レザースニーカーの汚れ落としに使えるということで、同じ革である革製品にも比較的使いやすいんです。
水も洗剤もいらずで持ち運びもできるため、出先で汚れが気になった時に革製品はもちろん革靴や革バッグの汚れ落としにも使いやすいのが魅力◎
スウェードやヌバック用の消しゴムも一緒についているので、これ一つで様々な革製品の汚れ落としを実践することができます。
ソフト99(SOFT99) 革専用汚れ落とし消しゴム

革製品の汚れ落としに使える消しゴムのおすすめ3つ目は『ソフト99(SOFT99) 革専用汚れ落とし消しゴム』
研磨剤不使用の革の汚れ落とし用消しゴム。
研磨剤が入っていないため擦っても革にダメージが行きにくく、比較的柔らかい革製品にも使いやすいです。
携帯して持ち運べるケースに入っているため、鞄や大き目の革製品に入れておけるのも良いところ◎
革製品だけでなく革製品全般に使えるということで、とりあえずこれさえあれば簡単な汚れなら落としてお手入れすることができます。
仮に汚れが上手く落ちなくても、比較的安価な消しゴムなので自分へのダメージも少なくて済みます。
AIR-IN

革製品の汚れ落としに使える消しゴムのおすすめ4つ目は『AIR-IN』
こちらは完全に文房具の消しゴム。
代用品として革製品の汚れ落としに使う消しゴムなのですが、文房具消しゴムの中でも優秀です。
軽くて余計な力を入れずに消せるため革へのダメージも最小限ですみます。
スーパーやドン・キホーテ、ダイソーやセリアなど様々な場所で手に入れやすい消しゴムなので、本当の緊急汚れ落としに試してみるのは良いかも◎
擦り過ぎると革が削れてダメージになるのでその点は気を付ける必要があります。
まとめ
バッグや財布、キーケース、名刺ケースなどの革製品の汚れを、消しゴムを使って落とす方法の解説と使いやすい消しゴムの紹介でした。
簡単なものでお手入れの入門編としては取り入れやすい方法なので、革製品のお手入れをしたことがないという場合は一度試してみてもいいかもしれません。
消しゴムで革製品の汚れが落ちない時は、レザークリーナーやレザーソープを使ってしっかり革にとって優しいお手入れも実践してみて下さい。