革財布のMIKATA編集部です。
財布を選ぶ時、どのような基準で選んでいるでしょうか。
どちらの財布を選ぶにしても、自分の気に入ったものを選び、後悔しないことが大切です。
財布は形状の他に、開閉金具の違いもあります。
今回は、開閉金具の種類について紹介したいと思います。
■財布の形状から選ぶ
財布の形は大きく分けて、長財布、二つ折り財布、ミニ財布(三つ折り財布)に分かれます。
各財布の形のメリット/デメリットについては、以下の記事で紹介しています。
開閉金具の種類を知る
ここから本題です。
財布には、いくつかの開閉方法があります。
それぞれ紹介していきます。
ラウンドファスナー

メンズ/レディース共にに需要の高いラウンドファスナータイプ。
長財布に多く、セキュリティ面にも安心でき、本革やファスナーテープ、ファスナー金具との色の組み合わせで違った印象を与えます。
また、3辺をファスナーで閉めるので、収納量が多くても、財布の形が綺麗なままであることも魅力のひとつです。
L字ファスナー

ラウンドファスナーより、手軽に開閉のできるL字ファスナータイプ。
ラウンドファスナーは3辺に対し。L字ファスナーは2辺のファスナーですので、素早く開閉できるメリットがあります。
L字ファスナーになれると、ラウンドファスナーの開閉が煩わしく感じるかもしれません。
かぶせ

かぶせとは、金具なし開閉のことです。
財布の寿命を短くする原因の一つが金具です。
本革は良い感じに経年変化して気に入っていたのに、金具が壊れてしまい財布を買い替えた経験がある方も多いのではないでしょうか。
かぶせは金具がないので、金具が劣化の心配もなく、革の質感や素材感が際立ち、スタイリッシュな印象を与えます。
注意点としては、閉まらないので、中身が露わになってしまうことが挙げられます。
ボタン

ボタン開閉も需要の高い金具の一つです。
シングルボタンが基本ですが、長財布ならダブルボタン(両端)もあります。
財布の内容量が増えると閉めづらくなり、無理やり閉めて、ボタンを壊してしまうこともあるので、注意が必要です。
その点を考慮して、財布の内容量によって調整できるよう、複数のボタンが付いた財布もあります。
がま口

女性に人気のがま口開閉。
お財布全体をがま口開閉もあれば、コイン収納だけがま口タイプもあります。
どちらにしても、非常に見栄えが良く、とても可愛く上品な印象を与えます。
がま口は、閉め具合を調整するのが非常に難しいので、気になった際は、ご自身で調整しようとは思わず、一度お店にご相談されることをおすすめします。
その他、マグネットや特殊金具

その他に、マグネットやベルトや革紐などの開閉タイプもあります。
金具の種類や色一つで、アンティーク感、クラシック感が出たり、高級感や上品な印象を与えたりと様々です。
使いやすさを考えると、スムーズに開閉できることが一番なので、その点も踏まえて選んでみてください。
まとめ
ここまで、財布の開閉方法の種類を紹介しました。
開閉金具の種類を考える上で大事なことは、デザインと使いやすさのバランスです。
デザインがおしゃれでも、毎回開閉する時にストレスがかかっていれば、その財布を長く利用できないかもしれません。
反対に、デザインが好みでないものを長く使うことも難しいですね。
どうしても迷う場合は、難しく考えず、まずはファスナーの有無、ボタンかがま口か、のように消去法で考えるものおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。