レディースの本革バッグの種類を紹介していきます。
ハンドバッグ

持ち手のハンドルが2つ付いた、手持ちタイプのバッグの総称。
ハンドルは肩がけできるほどの長さではなく、腕にかけて持つ人も多いモデルです。最低限の必携品がおさまるミニバッグからA4サイズ大まで、大きさはさまざまですが、一般的にはコンパクトなサイズを指します。
用途
手元にアクセントを添える女性らしい印象のデザインが多いことから、休日のおでかけスタイルにぴったり。また、冠婚葬祭や入卒園式といったフォーマルなシーンにも対応します。
トートバッグ

肩がけできる長いハンドルが2つ付き、広い開口部があるバッグの総称。
「運ぶ」が語源の「tote」の名の通り、アウトドアシーンで氷など重い物を運ぶために作られたバッグが起源とされています。
開口部が大きいのに加えて、奥行きがあるデザインが多く、ざっくりと大容量なのが特徴。さらに、荷物の取り出しが簡単に行えます。
用途
肩にかけて持ち運びやすいので、普段使いや通勤通学シーンに人気です。さらに、マザーズバッグや、数泊程度の旅行用鞄としても活躍します。
ショルダーバッグ

肩がけができるバッグの総称。
長いショルダーストラップが付き、肩がけや、斜めにかけるクロスボディバッグとして楽しめます。ストラップの長さを調整できるものであれば2通りの掛け方が可能。両手があき、荷物を体に沿わせて携帯できるのがメリットです。
用途
デザインによって、カジュアルスタイルに合わせたり、パーティシーンに利用したりと、幅広く使えます。旅行先で、貴重品を携帯するのにも重宝します。
リュック(バックパック)

2つのショルダーストラップを両肩にかけ、背中に背負うタイプのバッグ。
登山で使われていたものが起源。両手があくこと、荷重を両肩に分散できることから、重い荷物を運ぶ多様なシーンで使われます。一般的にカジュアルなイメージの強いモデルですが、本革素材はエレガントな印象のデザインも多いです。
用途
両手の自由がきくので、サイクリングなどアクティブなシーンに最適。また、重い荷物を運びやすいことから、通勤通学や普段使いにも活躍します。
ベルトバッグ(ウエストバッグ)

ベルトに付いたミニサイズバッグ。
服のベルトループに通して使用するタイプのほか、腰に沿うように着用するいわゆるウエストバッグなどがあります。斜めがけして着用できるモデルも。近年ではハイブランドをはじめファッション性の高いデザインが数多く登場しています。
用途
ファッションの一部として、アクセサリー感覚で日常使いに身に着けます。内側にポーチやスリットが付いているタイプなら、お財布代わりとしてちょっとしたお出かけから旅行にも。
バケットバッグ
バケツのように丸みのある筒状フォルムのバッグの総称。
開口部が広く物を出し入れしやすいタイプのほか、上部を紐で絞るドローストリングバッグ(巾着バッグ)タイプがあります。コロンとしたフォルムがかわいらしく、トレンドとして各ブランドからさまざまなサイズ感とデザインで登場しています。
用途
見た目よりもたっぷりと入るものが多く、ショッピングや街歩きなどの普段使いに適しています。上を絞れる巾着バッグなら防犯面も優れているので、旅行先でも役立ちます。
ワンハンドルバッグ

持ち手が1つのバッグ。
クラシカルなバッグのイメージが強いかもしれませんが、カジュアルなデザインでもワンハンドルがトレンドで、選択肢は多様化しています。ハンドルが1つしかないことで、フラップやバッグ本体のデザインが際立ち、スマートに持てるものが多いです。
用途
エレガントな自立するハンドバッグは、かっちりとしたいフォーマルな場面にも対応できます。カジュアルなデザインなら、日常使いで取り入れましょう。
ホーボーバッグ(ハーフムーンバッグ)

三日月シルエットのボディに、肩掛けできるショルダーストラップがついたバッグ。
90年代に流行した形で、コロンとしたシルエット、脇におさまりやすいデザインで近年トレンドとしてリバイバル。「ホーボー」という言葉は移民労働者を指すため徐々に避ける傾向にあり、形状から「ハーフムーン」とも呼ばれています。
用途
カジュアルからきれいめまでスタイルを問わず普段使いに活躍。スマートなデザインなので荷物の少ない通勤時やフォーマルな場面にもぴったりです。
クラッチバッグ

持ち手やストラップがなく、手で抱えるタイプのバッグ。
薄マチで脇にはさみやすいものや、ふんわりと丸みがあって握りしめるように持つタイプもあります。メインのバッグに忍ばせておくサブバッグ的な使い方から、セカンドバッグと呼ばれることも。
用途
パーティや結婚式などフォーマルなシーンにぴったり。コーディネートのアクセントとして日常的にも使えます。シーンによって持ち分けたい人には2way仕様でストラップが付いたモデルがおすすめです。
チェーンバッグ
持ち手やストラップ部分にチェーンがあしらわれたバッグ。
主にショルダーバッグに多く、着用するとチェーン部分がファッションのアクセントに。アクセサリー感覚でラグジュアリーな雰囲気を加えられます。
用途
普段のコーディネートにはもちろん、パーティやクラブシーンなど華やかなシーンに映えます。
ボストンバッグ(トラベルバッグ)

底が広い樽型フォルムで、開口部にファスナーがあり、持ち手が2つのバッグ。
日本独自の呼び方で、欧米ではクラブバッグやトラベルバッグなどとも呼ばれます。もともとは大きなサイズで旅鞄として使われましたが、近年ではデザインはそのままにサイズを小さくしたミニボストンも主流。丸みのあるフォルムで、収納力に優れています。
用途
大型のものは小旅行や出張などのシーンで活躍。ミニサイズは普段使いにぴったりです。
キャリーケース (スーツケース)

四角いフォルムで下部にキャスター(車輪)が付いた大型の旅行バッグ。
キャリーケースは和製英語で、英語ではトロリーバッグと呼びます。スーツケースはそもそもキャスターが付いていないものも含みますが、近年では同義で使われています。アルミなどの素材が主流ですが、エレガントでクラシカルなレザー製も人気です。
用途
旅行や出張をはじめ、荷物が多いシーンで活躍します。
まとめ
バッグの種類が増え、それぞれの定義も曖昧になっている部分もありますが、一通り紹介させていただきました。
今後も随時更新していく予定です。